集中治療室でも採用されています
集中治療室では多くの医療設備と電子機器が混在していま
す。
各機器との干渉と各機器との通信で絶縁、電子波干渉を実
現しています。具体的にはCOMポート分離という独自の機
能を搭載、20年以上使われてきたCOMポートで既存の電
子機器とスムーズな通信を実現し、生命に係る情報(生体
信号)などを安全に管理できます。
内視鏡映像の表示用にも活用されています
内視鏡の映像を確認・表示するために活用されています。
従来は内視鏡の手術情報は手術中の確認とデータを保存する
だけでしたが、本機の応用で、遠隔地との情報共有が可能に
なり、共同診断も可能になりました。
マンマシンインタフェースを含めて操作性は勿論のこと、
大量な情報を遠隔に伝送するための処理能力など、まさに
日進月歩の医療技術を支えるひとつのツールとして、益々
増える需要にお応えしていきます。
【EN60601/IEC60601/UL60601】とは
国際的な医療用機器の安全規格、医療用機器では安全性の問題から、近年益々規制が厳しくなっております。一般の電気製品とは違い安全規格面で電源等部品一つとっても汎用の標準品では対応できません。本規格をクリアするにはノイズ対策など細かい仕様が制定されています。JISとの比較表はこちらをご参照下さい。
【IP65】とは
防塵・防水に関する規格です。主な内容は、防塵対策は、粉塵が内部に浸入することを防止する対策が施されていて、粉塵の浸入がないこと。また、防水対策はどのような方向からの水の直接噴流にも影響を受けないとされています。JIS(日本工業規格)のC0920「電気機械機器の防水及び固形物の侵入に対する保護等級」あるいは,IEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)60529:2001「DEGREES OF PROTECTION BY ENCLOSURES(IP cord)」 で規定されてます。
コードのそれぞれの内容は
IP(International Protection:保護特性記号)
第1記号 6:固体異物保護:粉塵が内部に侵入しない
第2記号 5:防噴保護 :あらゆる方向の噴流によっても、影響を受けない
【ISO 13485とは】
安全で有用な医療機器の継続的な製造・供給を目的とした、医療分野における品質マネジメントシステムの世界標準規格です。